第二回「意外と重要なモノ-苦土-」

第二回「意外と重要なモノ-苦土-」

みなさん、こんにちは。

前回のコラムはお解りいただけましたか。

今回は「苦土」について少しお話しします。

 

◎苦土?苦い土?なんじゃそりゃ?

苦土って、マグネシウムのことです。

マグネシウムも足りなくなると、植物にいろいろな障害が出てくるんです。

多くの野菜で、葉っぱが全部黄色くなったりするのではなく、1枚の葉っぱの中で点々と黄色くなる症状が出たりします。

それが、マグネシウム欠乏の症状です。

 

◎うん、それはわかった。欠乏すると何がわるいの?

前回お話しした、石灰や苦土が欠乏すると収穫量が少なくなったりします。

また、見た目も悪くなるのでせっかく自分で育てた野菜がおいしそうに見えなくなったりもします。

 

◎いや、別に趣味だし・・・

そう思われた方は、ごめんなさいm(__)m(笑)

もうそれ以上言えません(笑)

 

◎いやいやぁ!作るんだったらベストでしょ!

って方。欠乏するとそれから先も収穫量が思い通りにいきません。

 

ここから、眠たくなりますヨ!

葉緑体の中心にある物質こそが、マグネシウムなんです。

「葉緑体」・・・、中学校の2分野で習ったような・・・。

それです。緑色の正体です。

マグネシウムが足りなくなると、葉緑体が充実しにくくなります。

(まだ葉緑体がピンと来ない方は、ネットなり、お子様の教科書なりで調べてみてください。)

充実しなくなると、光合成が十分にできなくなります。

光合成できなくなると、実や花どころか、自分の体さえ維持できなくなってしまいます。

 

もうちょい、もう少しだけいいですか?

 

光合成がフルにできなくなると、せっかくあげた肥料の中のチッソや、お水を活用できなくなってしまいます。

そうなると、光合成産物である、ブドウ糖やアミノ酸などの量が減ってしまいます。

 

○つまり、思ったほど甘かったり、旨みがある野菜ではなくなってしまうのです。

そういった効果が苦土(マグネシウム)には、あるワケです。

「意外と重要なモノ」なんですよ。

 

 前回お話しした石灰と、苦土。

 

◎どんな肥料を与えればいいの?

 

すぐ上にあります。それが答えです(笑)

園芸店に行けばある「苦土石灰」です。

 

苦土石灰の中にも「粒」と「粉」があります。

「粒状苦土石灰」とか「粉状苦土石灰」とかの名前で・・・

粒状は基本的に植付けのときにあげます。(特にマルチ栽培のとき)

粉状はすぐに水に溶けてしまうので、追肥のときに使います。

粉が表面積が多い分、無くなるのが早い。

と覚えておけば、ラクですよ(^-^)

 

多くの園芸書で大した説明がなかった「苦土石灰」。

もちろん、pH調整という重要な役割もあるんですが・・・

それと同じくらい大事な「肥料」なんです。

 

催眠コラム、ご熟読ありがとうございました。(笑)

皆さんの畑でもおいしい野菜がとれますように・・・

 

次も、お楽しみに!!


「農育」という考え方
「都会の農園」では、野菜を育てることだけでなく、心が育つ農育の場を提供していきます。

農園長 井村 飛鳥 ごあいさつ