危険な野菜~モロヘイヤ~

お久しぶりです、都会の農園 池亀です。
今日はちょっと新しめのお野菜、モロヘイヤのお話です。

モロヘイヤの歴史は古く、インド原産と言われており、特にエジプトで好んで食されていた野菜です。
かのクレオパトラも美容のために食べていたと言われています。
今でもエジプトではスープなどで親しまれており、粘りを持つモロヘイヤ専用の包丁まであるほどです。

そんなモロヘイヤの旬は7・8月で今はもう旬を過ぎているのですが、今の時期のモロヘイヤの豆知識をひとつ。

この時期モロヘイヤは次の年に向けて鞘を付け、種を作り始めるのですが、この鞘がモロヘイヤを危険な野菜としている理由です。

モロヘイヤは鞘や種子、出荷期を過ぎた茎にストロファンチジンという毒素を持っており、場合によっては死に繋がる事もあります。
この毒素はアフリカの原住民が矢の先に塗って狩猟を行うほど致死・毒性が高く、日本国内でも鞘付きのモロヘイヤをエサに与えた牛が死ぬなど、シャレにならない毒性を持っています。

家庭菜園でモロヘイヤを育てている方、もちろんご存じかもしれませんが、もし知らない方がいたら教えてあげて下さい。時期的に鞘をつけて毒性を増していくのは今頃になります。

古くて堅くなった葉にも毒性が宿るそうなので、ご家庭で栽培して食べる時は若い葉だけ摘んで食べるのがお勧めです。